朝市で生きたままの活ウニをゲット!抜群の新鮮さとウマさに脱帽です!

北海道食情報

急に活ウニが食べたくなった男

うに~ ウニ~ UNI~~~
海産の王、海のうまみが凝縮した黄色の宝石「雲丹」が食べたくてたまらなくなった夏の日の早朝。
どうせ食べるなら新鮮が第一!
ということで漁港直売で生きたままのウニを調達するべく行動を開始!
札幌市の隣、石狩市の石狩湾新港(東港)にある朝市でトゲトゲのブラックダイヤモンドをゲットするべく朝7時半に自宅を飛び出し、海へと車を走らせた男であった。
Webマン
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活きたままのウニをゲットするぜ!

活ウニ(殻付うに)は予約可能?

天候は快晴で今日も30度超えの予感!
既に気温27℃という中、順調な道程で漁港のある石狩湾新港の東港へと到着したマシーンと僕。
既に朝市は開いており、さっそく店長らしきお兄さんにウニを所望している旨を伝えた。
ところが何と!今日は海のうねりが強く、あまり獲れそうもないので予約分以外の販売は保証できないという悲報。
ガ~~ン( ゚Д゚)!!!!!!!!
ショックで気を失いそうになった僕。
そもそも予約できるんか~~~い(+_+)!!!!!!!!
しかし、お兄さんはダメ元だが整理券をくれるとのこと。漁師さんの頑張りに期待し、整理券を握りしめながらひたすらに大漁を待つこととなった。
ウニは10個で税込1,300円也。(安い?)
9時半までに漁から戻ってくるとの話だったので、20個を予約し、ただただ祈るような思いで海の勇者たちの帰還を待つのであった。
お兄さんに話を聞いたところによると、漁期は毎年ウニの生育状況によって異なるそうで、7月初旬に始まる年もあれば中旬になる年もあり、終わりもまちまちとの情報(終わるのは大体7月末~8月初旬)。
尚、この日買えたのはムラサキウニだけ。バフンウニはまったく獲れないそうで、かなり希少になっており、一個500円になる時もあるそうだ。
正に高価な宝石という状況。
ちなみに買ったウニはビニール袋に入れてくれるという情報を掴んでいた。しかし、トゲトゲで袋に穴が開くことは必至!
なので汁漏れ対策(ただの塩水?)として事前にこれを車に積み込んでおいた僕。
買えないかも知れないのに準備だけは万端だ。
ソリである。
ソリ本人もまさか真夏の北海道で自分が担ぎだされるなどとは思ってもみなかっただろう。
ましてや生きたままのウニを載せられてウニ汁の受け皿にされるなどとは夢想だにもしていなかったはず。
自分ながら見事なアイデアだとシタリ顔の僕。
自らのレゾンデートルと自問自答する“青いソリ君”と共に、我々はウニの到着を待つのであった。
尚、僕は今、ウニを待ちながらこの文書を書いている。もしウニが買えなかったら全てが無駄になると思いながらも、願掛けの祈りも込めてフリック入力を続けるのであった。

“活うに”は買えない場合もある

そして9:30になった。
周りを見渡すと黒い物体が入ったビニール袋をぶら下げる人々がチラホラ。
キ~タ、キタキタキタキタキタ~~~!!!!!
漁師さんの奮闘をイメージして今日の大漁を祈りながらお兄さんの店へと小走り!
お!袋に入ったウニがあるぞ!これは誰のだ!!
僕:「ど、どうでした?ぼ、僕のウニは?」
お兄さん:「大丈夫だったわ。」
大丈夫???
お兄さん:「次の人も20個欲しかったみたいだけど14個しか残んなかったわ」
ということは、僕の分はOK?
イ”っっヤッっタ”lた~~~\(◎o◎)/!!!!!!!!
見事に
宝石ゲッッット~~~!!!!!!!!
待った甲斐があった~祈りが通じた~漁師さんありがとう!お兄さんありがとう!海の神様ありがとう~!
ポセイドンの存在をハッキリと強く感じた瞬間だった。
手に入ったとなれば後は急いで帰るのみ。マシーンをぶっ飛ばし(しっかり法定速度以内)基地へと帰還した僕であった。
この通りウニは見事に活きていた。「ギギギギギッギギギ」と王蟲(風の谷のナウシカ参照)の呻き声を想像してしまうも、余計なことを考えて食した時の味覚への影響を考慮し、無心になろうとした僕。
あ”っ、あ”っ、あ”っ~やっぱりだ~!!
うに汁が~~!
青いソリ君、大活躍~~!!
もしも青いソリ君がいなかったという時のことを想像し、背筋に冷たいものを感じた瞬間であった。

ウニの実をとる!

さあ、ウニを処理しよう。
先ずは出刃包丁でウニを半分に割る。僕は下から割ったが、某さんは上から割った方が破片が混じりにくいとの意見。さて?どちらが正解?
お~!実がギッシリ詰まっている!素晴らしい!
実をスプーンで取り出して塩水に漬け、内臓や海藻、殻の破片などを取り除く。
これが結構しんどい。。うに20個で1時間以上も掛かってしまった。
しかし、苦労の結果、ウニ20個、2,600円でこのボリューム!
よくスーパーなどで売っているウニの折で換算すると、ざっと4~5折はありそう!
1折1,500円はするとして、掛ける5だと7,500円分相当!
驚くべきコスパだ!この時、僕の脳の中ではウニ丼屋を開店するための算段が始まっていた。
ボロ儲けでウハウハの自分( ̄▽ ̄)・・・・・
おっと、余計なことは考えるな!今はウニを食べることに集中するのだ。邪念を取り払い、作業を続ける僕であった。
ゴショクグリーン
ゴショクグリーン

これなら弟や妹たちにお腹いっぱいウニを食べさせられる(涙)

貴重な情報に感謝したい(むせび泣)

Webマン
Webマン

え、ええ、はい。。そ、そこまで喜んで貰えるとは思ってなかったけど・・・(苦笑)

自家製の活うに丼完成!

ジャジャ~ン!
でました!さっきまで活きていたウニで作った「うに丼」の完成!
ゴショクイエロー
ゴショクイエロー

お~!うらやましい!俺と同じ黄色だ!俺にもくれ~!

新鮮でみずみずしく美しいイエローの宝石。
頬張ると海の香りと甘みが広がり、とろけるような食感。1杯3,000円も4,000円も出してお店で食べるウニ丼はゆっくりじっくり大切に食べるが、このコスパ最強の自家製うに丼は豪快に掻き込むべし!
普段はできない贅沢な瞬間。うっとり。恍惚。忘我。
その後は軍艦にしたり、ウニだけを大きなスプーンですくって豪快に食べたりと贅沢三昧。
大満足の活うに体験でした。
<エピローグ>
大活躍の青いソリ君を丁寧に洗い、ねぎらいの言葉を掛けた。
「お疲れさん。また来年も頼むね!」
(青いソリ君:「俺は雪の上で使うもんなんだけど…」)
尚、今年の販売は今日が最終日(8/1)。なので、滑り込みセーフでの活うに体験でした。
めでたしめでたし
Webマン
Webマン

今後は毎年ゲットだぜ!

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